Google Apps Scriptで文字列を数値に型変換する方法

JavaScriptでは、文字列を数値に変換する方法がいくつか用意されています。

Google Apps Scriptにおいても、そのメソッドを使って型を変換することができます。

この記事では、文字列を数値に変換する3つのメソッドparseIntメソッド、parseFloatメソッド、Numberメソッドについて解説します。

parseInt

parseIntは、文字列を整数値に変換するメソッドです。

引数には変換したい文字列を渡します。

戻り値は整数値です。

const str = '123';
const num = parseInt(str);
console.log(num); // 123

第2引数には、基数(変換先の進数)を指定することができます。

省略した場合は、10進数に変換されます。

const str = '1010';
const num = parseInt(str, 2);
console.log(num); // 10

parseFloat

parseFloatは、文字列を浮動小数点数に変換するメソッドです。

引数には変換したい文字列を渡します。

戻り値は浮動小数点数です。

const str = '3.14';
const num = parseFloat(str);
console.log(num); // 3.14

Number

Numberは、文字列を数値に変換するメソッドです。

引数には変換したい文字列を渡します。

戻り値は数値です。

const str = '456';
const num = Number(str);
console.log(num); // 456

Numberには、変換方法を指定するための引数があります。

parseIntと同様に、基数を指定することができます。

const str = '0x1f';
const num = Number(str);
console.log(num); // 31

まとめ

文字列を数値に変換する方法として、parseInt、parseFloat、Numberの3つのメソッドがあります。

parseIntは整数値に変換するためのメソッドで、parseFloatは浮動小数点数に変換するためのメソッドです。

Numberは、文字列を数値に変換するためのメソッドであり、変換方法を指定することもできます。

このように、Google Apps Scriptでは、さまざまな方法で文字列を数値に変換することができます。

ただし、変換前の文字列が数値に変換できない場合は、NaNという値が返されます。

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