Google Apps Scriptで、フォルダやファイルを簡単に移動することができます。
moveToメソッド
フォルダ・ファイルの移動にはmoveToメソッドを使います。
移動先のフォルダを指定するために、先にフォルダを取得する必要があります。
移動先のフォルダを引数として指定すれば、フォルダに対象のフォルダまたはファイルを移動することができます。
フォルダを移動する例
function moveFolder() {
const folder = DriveApp.getFolderById("フォルダのID");
const destinationFolder = DriveApp.getFolderById("移動先フォルダのID");
folder.moveTo(destinationFolder);
}
ファイルを移動する例
function moveFile() {
const file = DriveApp.getFileById("ファイルのID");
const destinationFolder = DriveApp.getFolderById("移動先フォルダのID");
file.moveTo(destinationFolder);
}
まとめ
moveToメソッドは、ドキュメントを繰り返し作成する際などに合わせて使うと便利なメソッドです。
ドキュメントやスプレッドシートを新規作成するcreateメソッドは、フォルダの場所を指定することができないので、createで新規作成してから、moveToで指定のフォルダに移動させるという方法を使うことがよくあります。