【スプレッドシートの超便利関数】IMPORTRANGE関数の使い方

スプレッドシートにはIMPORTRANGE関数という超便利な関数が用意されています。

IMPORTANGE関数は他のスプレッドシートからデータを読み込み、表示する関数です。

さらに、読み込み対象のスプレッドシートを更新すれば、IMPORTRANGE関数で表示しているデータも自動的に更新されます。

別々に管理されている複数のシートを集計したいときにIMPORTRANGE関数をつかうと、自動的に集計をすることができます。

例えば店舗別の売上や在庫データを会社単位で管理したいときに、IMPORTRANGE関数がすごく便利です。

IMPORTRANGE関数使い方

基本構文

IMPORTRANGE("スプレッドシートのID","対象範囲")

サンプルのスプレッドシートで実際の使い方を説明します。

スプレッドシートIDはスプレッドシートを開いたときのURLから確認できます。

サンプルのURLであれば、赤字の部分がスプレッドシートのIDになります。

https://docs.google.com/spreadsheets/d/1cz7iYoKFs2-CPOz4gbwhS0HV1okon79ycJO3IswFwEo/edit#gid=0

対象範囲はシート名と範囲で指定します。

サンプルのデータをすべて読み込む場合、シート名は「サンプル」、範囲は「A:F」となります。

実際にIDと対象範囲を当てはめると、次の式をになります。

=IMPORTRANGE("1cz7iYoKFs2-CPOz4gbwhS0HV1okon79ycJO3IswFwEo","サンプル!A:F")

実際にこの式を別のスプレッドシートに記入すると、アクセスの許可のリクエストが出てきます。

「アクセスを許可」押せば、無事にサンプルデータの読み込みができました。

注意点

・データを読み込みたいスプレッドシートからアクセス権限を付与されていないと、IMPORTRANGE関数でデータを取得することはできません。

・取得したデータを編集することはできません。

・取得したデータを表示させている範囲内にのセルになんらかの値が入っている場合は、データを表示できません。

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