スプレッドシートのセルに値を入力する方法には、setValueメソッドとsetValuesメソッドの2つがあります。
それぞれの使い方について説明します。
setValueメソッド
setValueメソッドは、1つのセルに値を設定するときに使います。
例えば、A1セルに「Hello, World!」という値を設定する場合は、以下のように記述します。
function setValueExample() {
const sheet = SpreadsheetApp.getActiveSheet();
sheet.getRange("A1").setValue("Hello, World!");
}
setValuesメソッド
setValuesメソッドは、複数のセルに値を設定するときに使います。
例えば、A1セルからB2セルに「1, 2, 3, 4」という値を設定する場合は、以下のように記述します。
function setValuesExample() {
const sheet = SpreadsheetApp.getActiveSheet();
const values = [[1, 2], [3, 4]];
sheet.getRange("A1:B2").setValues(values);
}
setValuesを使うときには入力する値を2次元配列で指定する必要がポイントです。
まとめ
setValueとsetValuesメソッドを使うことで、取得したセル範囲の値を取得することができます。
setValueメソッドは、1つのセルに値を入力するために使用し、setValuesメソッドは、複数のセルに値を入力するために使用します。
setValuesで値を入力するには値を2次元配列で指定しないといけないことは忘れがちなので気を付けましょう。