Google Apps Scriptで数値を文字列に型変換する方法

JavaScriptでは、数値の型変換を行うためにtoStringやStringというメソッドが用意されています。

Google Apps Scriptにおいてもこの2つのメソッドは利用可能で、数値を文字列に型変換するためによく使います。

型変換をしなくても想定通りの挙動をすることは多いですが、バグの原因にもなりますので、基本的には出力したいデータに合わせて型変換をきちんと行うことをおすすめします。

この記事では数値を文字列に型変換する方法を解説します。

toString

toStringは、数値を文字列に変換するためのメソッドです。使用方法は以下の通りです。

const num = 123;
const str = num.toString();
console.log(str); // 出力結果: "123"

また、toStringは引数を取ることができます。

引数には、数値をどの進数で表現するかを指定します。

以下の例では、16進数で表現した場合の文字列を取得しています。

const num = 255;
const str = num.toString(16);
console.log(str); // 出力結果: "ff"

Srting

Stringは、任意の型を文字列に変換するためのグローバル関数です。

使用方法は以下の通りです。

const num = 123;
const str = String(num);
console.log(str); // 出力結果: "123"

また、Stringも引数を取ることができます。

引数には、任意の型の値を文字列に変換する際の基準となる進数を指定します。

以下の例では、16進数で表現した場合の文字列を取得しています。

const num = 255;
const str = String(num, 16);
console.log(str); // 出力結果: "ff"

まとめ

Google Apps Scriptでは、数値を文字列に変換するためにtoStringやStringというメソッドを使います。

toStringは数値を文字列に変換するためのメソッドであり、引数に進数を指定することでその進数で表現された文字列を取得することもできます。

Stringは任意の型を文字列に変換するためのグローバル関数であり、引数に進数を指定することでその進数で表現された文字列を取得することもできます。

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